今年は、さんまが不漁で、いわしが豊漁だそうです。
宮城県の石巻漁港の水揚げは、1月から8月末までで昨年の10倍。千葉県の銚子漁港でも同5割増のだそうです。たしかにスーパーでは、「プリプリ」ふとったいわしが、1匹30円~40円程度で販売されいます。
反対にさんまは、1尾200円程度。漁師さんは昨年までは豊漁で安値に悩み、今年は漁にでて漁獲量が少なく採算がとれず困っているそうです。いわしとさんまの漁獲量については、猛暑と関連付けて水温の問題という見方もあるようですが、原因ははっきりとわからないそうです。自然の脅威を感じます。
栄養士的には、同じ青魚が全て高値でなくてよかったな~。と思います。イワシ、サンマとも血栓ができるのを防ぐ脂肪酸、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含みます。
保育園では、「さんま」より「いわし」の方がいろんな料理に使えるので、安価なのはとてもうれしいです。包丁を使って卸す必要がなく、手開きで調理できるのも手軽です。保育園で手開きすれば、おやつにはいわしの骨の唐揚も作れます。
今日は、卵アレルギーのお子さんも一緒に食べることができるいわしの三色丼を紹介します。
米 30g
いわし 30g
ごぼう 10g
しょうが 0.2g
ごま油 2g
かつおだし 50g
米みそ 3g
砂糖 3g
酒 2g
ほうれんそう 20g
しょうゆ 0.6g
干しえび 1.5g
みりん 1g
しょうゆ 0.5g
コーン缶 20g
1 いわしは手開きにして、身をスプーンで削り取る。
2 ごぼうはみじん切りにする。
3 ごま油を熱し、みじん切りにしたしょうが、1と2を炒めてだし汁を加えて煮る。
4 ごぼうがやわらかくなったらみそ、砂糖、酒を加えて、いわしがそぼろ状になるまで煮る。
5 ほうれん草は2cmに切ってゆでて、しょうゆで和える。
6 干しえびはみりんとしょうゆで乾煎りする。
7 とうもろこし缶は水気を切って乾煎りする。
8 炊き上がったご飯に4~7を色よく盛り付ける。