冬の時期になると、子どもたちは体調を崩しやすくなります。
以前保育園で働いていた時に、主治医の先生から、午前中の活動時間に「あれっ!いつもと違うな~。」と思ったら、きちんと様子観察してほしい。といわれたことがあります。
具体的には?と聞くと、特に昼食の与えて方に注意が必要ということでした。
体調がわるそうな時は、無理強いせず、温かい汁物などを与えて様子をみるとよいそうです。
いつもと同じようにしっかり食べるように勧めて、昼食後に噴出する程の嘔吐に見舞われたり、ぐずりだしたり、症状が悪化するケースが多々あるそうです。
体調の悪い時に特に避けたいのは、食物繊維の多い食材(ごぼう、しいたけ、わかめ)や脂肪の多い肉類、乳製品、かんきつ類です。
保育園では、消化のよい食品だけを使っている離乳食を提供するとよいかもしれませんね。
働く保護者の方にとっては、冬は厳しい季節です。
この冬は、ノロウイルスが大発生し、一気に日本中に感染者が広がる恐れたあるといわれています。(国立感染症研究所情報センター)
去年はインフルエンザが大流行したために、手洗い、消毒をする人が増えたことでノロウイルスも減少したそうです。気をぬかず手洗いだけはしっかりしなくてはいけませんね。