子どもの友達が、電子レンジを使って怪我をしました。
電子レンジは、子どもにとって最も「安全」な加熱調理器具のはずなのですが・・。
今回の怪我の原因はゆで卵。
ゆで卵と言っても、うどんに入っていた小さなうずら卵が原因でした。
ゆで卵がレンジで破裂すると言う話は聞きますが、怪我につながるとは思っていませんでした。
【事故の過程】
・うずら卵の入ったうどんをレンジで加熱→うずらたまごに変化無し
・加熱後、食卓まで運ぶ →うずらたまごに変化無し
・お箸をたまごにつけた瞬間 →うずら卵が破裂
破裂した卵が目に入って病院へ・・・・。
白目が点々と赤くなっていましたが、数日で完治するとのことでした。
国民生活センターで公開されている情報では、電子レンジを危ないと感じたことがある人は意外に多く37%(170人/460人)。
その内、半数が食品に関することで危ないと感じているそうです。一番の原因は、やはり「卵」。次に多いのが吹きこぼれです。電子レンジで温めたお湯に、粉末飲料(ホットレモン等)の粉を加えた瞬間に吹き上がりやけどをするケースがあるそうです。
電子レンジは、普及率95%以上、毎日使用する人が87%の調理器機です。
息子は、友達の話を聞き、点々と赤くなった友達の目を見て、しばらく電子レンジを使うことを怖がっていました。自分自身子どもに伝えていなかったことに気づき、早速電子レンジの使い方、注意事項を伝えました。
下記のような研究でも、電子レンジ調理に関して指導が不足していることが明らかにされています。お子さんに「電子レンジの安全な使い方」教えてあげましょうね。
小学校家庭科教科書における安全に関する記載分析(茨城大学教育実践研究)山本紀久子 山田好子