先般、「第2次食育推進基本計画の決定について」が発出され、6月が【食育月間】と定められました。また、食育推進運動を継続的に展開するために、毎月19日は【食育の日】とされています。
保育園で行われている食育活動をご紹介します。
【食育月間】
・お行儀よく食べる(食のマナー 配膳・姿勢)
・調理の手伝い(そらまめの皮むき等→喫食)
・農家の人に野菜を見せて、触らせてもらう。
・お年寄りと一緒に給食を食べる
・早起きシール・うんこシールで生活リズムを作る。
子どもたちはとても楽しんで活動に参加しているようです。
【食育の日】
今年は6月19日が日曜日であり、父の日。
多くの自治体、小学校、保育園が、仕事と生活の調和の推進や家族や地域の大切さ等の観点にも配慮して、19日の「食育の日」には家族そろって楽しく食卓を囲むことを呼びかけています。
楽しく食卓を囲む家庭が日本中にあふれることを期待しています。
想像すると、とても幸せな気分になります。
自分自身も、今度の日曜日はおじいちゃん、おばあちゃんだけでなく、親戚の家族も呼んで楽しい食卓にしたいと思います。
下記は、食育月間実施要綱の中の「実施における重要事項」です。保育所では保育の一環として食育の推進運動を行うように指導されています。下記については、保育園でも重点的に普及啓発を図っていく必要があります。
(1)食を通じたコミュニケーション
食を楽しみながら食事の作法・マナー、食文化を含む望ましい食習慣や知識の習得が図られるよう、家庭における共食など食事等の場における食を通じたコミュニケーションを促進する。
(2)バランスの取れた食事
生活習慣病の予防及び改善につながるよう、「食事バランスガイド」の普及啓発を通じ、栄養バランスが優れた「日本型食生活」等の健全な食生活の実践を促進する。
(3)望ましい生活リズム
朝食をとることや早寝早起きを実践すること等、子どもの基本的な生活習慣を育成し、生活リズムを向上させる。
(4)食を大切にする気持ち
食に関する様々な体験活動、食前食後の挨拶の習慣化、環境への配慮、我が国の食料問題等に関する理解、豊かな味覚の形成等を促し、自然の恩恵や食に関わる人々の様々な活動への感謝の念と理解を深める。
(5)食の安全
食品の安全性に関する意識と関心を高めるとともに、消費者に対する情報提供の充実を図り、食品情報に関する制度の普及・定着を図るほか、食品での窒息事故の危険性等について理解を深める。