保育所給食の安全について

保育園で「給食の安心、安全」は重要な課題です。また、保護者にとっては大きな心配事です。

保育園では【自園の給食は絶対安全!!】と言い切れる給食を提供したいところですが、それは不可能なこと。

食品は健康の悪影響を及ぼすかどうかは、その食品の有害性と摂取量、食べる側の身体状態で決まるからです。

近年、食の安全で重要とされているのは、リスクコミュニケーションです。

リスクコミュニケーションとは、食品のリスクに関する情報や意見を相互に交換し、有害性やおこる確率がどの程度ならば受け入れ可能で、そのレベルまでリスクを下げるためにどうすれば良いかについて考えることです。

この場では、人々が感じるリスク(認知リスク)の差や、思い込みなどによる間違ったリスク認識が浮かびあがります。

以前、参加した研修会では、2つに分けて説明がありました。

①実際のリスクより大きく感じられるもの
・未知のもの、情報が少ないもの、自分でコントロールできないもの

②実際のリスクより小さく感じられるもの
・便利さ利益が明らかなもの、自分でコントロールできるもの

加工品に使われている添加物などは便利さから多様され、リスクを低く捉えがちです。

保護者を含めて保育園全体で【安全】について話し合えば、未知のもの、自分でコントロールできないものについては、公的な機関の正しい情報を共有した上で、「疑わしきものは提供しない」という結論をだすことができるでしょう。便利さから軽視しがちなリスクについては、、正しく認識され、リスクを下げるためには、どうしたらよいかを考えることができるでしょう。(手作りの素朴な給食がよい!ということになる気がします。)

とても時間と労力かかりますが、今求められていることなのだと思います。