保護者の方が関心を寄せると思われる研究があったので紹介します。
イギリスの幼児3966人を対象にした調査で、3歳児の食生活が、8歳半の知能指数に関係していことがわかったそうです。
3歳の時点で、脂肪と砂糖が多く、加工食品が多いパターンの食生活をしている場合、その後の8歳半の時点での知能指数が1.67低かったとのことです。
母乳保育が知能の発達に影響を及ぼすことが知られていますが、それ以外の早期小児期の食事と、その後の知能の関係については、今までほとんどわかっていなかったそうです。
とても、興味深い研究結果です。
早稲田大学大学院客員教授の坪野先生は、加工食品が多い食事をする家庭は、教育への熱意が低く、知能指数が低くなった可能性があり、研究ではこの点を考慮しているが、その影響を否定することはできない。と解説しています。
この研究はさらに研究を進める必要性を示しています。
食事が大切なことはわかっていますが、研究結果を見ると、改めて保育所給食の役割の大きさを感じます。
みなさん、猛暑日が続きますが、こどもの将来の健康、知能アップのために頑張ってくださ~い。