料理のネーミングを工夫する

料理の名前の付け方はとても重要。今まで栄養士として献立作成をする中で、たくさんの失敗がありました。

・レストランで食べた料理の名前をそのままつけて、「どんな料理??」と大勢に聞かれて困った。→緑の国のスパゲティー 

バジルのソースを使ったパスタ。お店では名前の下に、料理の解説があったからわかったんだ~。と後から悔やみました。

・オランダ煮の意味は?と聞かれて困った。→なすのオランダ煮

油で揚げてから調味料で煮る料理で、油で揚げる点で「西洋風」=「オランダ」と呼んだのが由来のようです(貿易の街・長崎が発祥)。これを知らずに使ってました。

一般的な名前の付け方は

①材料名を使う → 鶏肉の○○○○

②調理方を使う → ○○○の照り焼き

最近は食育のために、ちょっと変わったつけ方も、

③産地を使う → ○○産野菜の炒め物
→食材の安全性を伝える
→地産地消の推進

④保育園名を使う → ○○○(園名)ケーキ 例)ほほえみ保育園の場合は「ほほえみ誕生ケーキ」
→手作り感を出す

⑤こどもの様子を使う → わくわく うきうき 等
→楽しさをだす

⑥その他 → 元気 すくすく  スタミナ ヘルシー等
→食べることと健康を結びつける

料理の名前からいろいろな事を伝えることができます。ネーミングも大切ですね。私もわんぱくランチのサンプル献立名前を見直してみようと思います。