わんぱくランチユーザー様から「魚を焼くと身が締まってしまう!」というご相談をいただきました。
口頭でご説明をしましたが、「自信が持てない!」ということだったので、「今日中にブログにアップするので、画像で確認してください!」とお伝えしました。
よくある質問なので、多くの方に参考にして頂けると思います。
今回は、魚を食べ慣れていない子どもたちに美味しく食べてもらうためのちょっとした工夫をお伝えします。
焼いた時に身が締まらないようにするために、酒、片栗粉、油を使います。
魚 40g
酒 0.5~1g
片栗粉 1~3g
油 1~3g
片栗粉と油の量が少なければ、「素焼き風」に。
片栗粉と油の量が増えると「揚げ焼き風」になります。
今回、下記に、画像とともにご紹介するのは、
かじき 40g
酒 0.5g
片栗粉 2g
油 2g
今回は、魚が一口大に切ってありますが、40gの切り身でも同じような調理方法で大丈夫です。
最初に魚の水気をとって、酒をふりかけます。
次に片栗粉を振り入れてまんべんなく混ぜます。
ボールにくっつく片栗粉はあまり気にせずに・・・
続いて油をまわしかけて魚の身がくずれないように混ぜます。この時にボールについた片栗粉をガリガリと取りながら混ぜ合わせます。
あとは、天板に並べて焼くだけです。
魚の切り方、身の厚みにもよりますが、、、
・スチコンなら230℃で8分程度
・オーブンなら200℃で12分程度
比較的、表面が固くならない温度で焼きます。
魚が焼けたら、別で作った「照りあん」をつけて「照り焼き風」にしたり、野菜あんをかけて「あんかけ」にしたり、おろしたまねぎのソースやだいこんおろしの入ったしょうゆだれと混ぜてもおいしいですよ。
素焼き風でカレー味で仕上げたい時は、片栗粉にカレー粉を混ぜておきましょう。
昔、私が調理現で働いていた時は、魚屋さんの発注書に、煮魚用とか焼き魚用などと書いて、その時においしく、価格に合った魚を選んで持ってきてもらっていましたが、最近は、魚屋さんに届けてもらうことが難しく冷凍魚を使っている園が増えているようです。
おいしい魚が購入できれば、焼いただけでおいしいものですが、「魚の身が締まって困っている!」という方は、是非お試しください。