学校給食の食物アレルギー対応について

先日、愛知県でセミナー「学校給食の食物アレルギー対応について」に参加しました。 *女子栄養大学名誉教授金田雅代先生コーディネート

3月に卒園するアレルギー園児は、4月から小学校で給食を食べることになるので、「私も学校給食の対応をしっかり把握しなくては!」と思いました。

内容は、「学校給食における食物アレルギー対応指針」(平成27年3月文部科学省)に添った自治体、小学校のアレルギー対応に関する報告と、アレルギー対応食の試食でした。

学校給食の対応指針は、小学校ので死亡事故後に作成されたマニュアルなので、とても実践的なものです。

「学校給食における食物アレルギー対応指針」(平成27年3月文部科学省)
↓↓↓↓
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/syokuiku/1355536.htm

とても参考になると思います。

料理の試食は
・パンプキンポタージュの代替品
牛乳を豆乳を使用
・グラタンの代替品
豆乳、大豆粉、米粉パン粉を使用
・ハヤシライス
だし、みそを使用
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保育園での最近の傾向は、見た目にアレルギー食とわかるように、似たものを作らない・・・。という自治体や保育園が増えています。

保育園だったら
・パンプキンポタージュはかぼちゃのコンソメスープ
・野菜グラタンは野菜炒め
・ハヤシライスは牛丼
といったように見た目を変える感じでしょうか?

見た目が似ていれば、全ての工程において混入リスクが上がります。
保育園児と小学校とは年齢が違うことが理由でしょうか。