豆腐の水切り

今日は「豆腐の加熱」をスチコンで試してみました。
 
保育園では、豆腐を加熱することがよくあります。
・白和え→水分量を減らして調味料を加えて和え衣にする。
・マーボ豆腐→加熱して豆腐が崩れるのを防ぐ。
 
衛生管理のため、料理の仕上がりをよくするために、豆腐を加熱します。
 
スチコンを使わない場合は、回転釜などでゆでた後、ざるで水気をきります。
 
今回は、3種類の方法で試しました。
①【鍋でゆで】 100℃・3分間
②【スチコンスチーム】 100℃5分 
③【スチコンコンビ】 100℃10分 水蒸気量0%
 
加熱による重量変化は
①【鍋でゆで】 100g→88g
②【スチコンスチーム】 100g→80g
③【スチコンコンビ】 100g→93.5g
 
加熱後のやわらかさはもちろん、水分量に比例していますが、③【コンビ】は表面がカサカサになってしまいました。
 
加熱時間がバラバラなのですが、結論は、【スチコンのスチーム】は【鍋のゆで】と同等の出来上がりにはなります。
 
スチコンの利点は、
・天候(温度・室度)に関係なく、3分間(一定時間)でスチコン内の温度を100℃にできる。
→寒い冬はお湯沸しに時間がかかります。
・穴あきパンで蒸すので、水切りがいらない。
 
時間が短縮できて、手間も省けるので、調理員さんはとっても楽になると思います。

 
 

 
 
              【スチコン・コンビ】は表面の水分がなくなってしまいました。