この時期、保育園では、新年度の給食計画(給与目標量)の策定や去年の監査資料の整理など提出書類に追われる時期ですね。
私も今日は監査資料づくりをしました。とは言っても、わんぱくランチの出力帳票である監査資料のレイアウトです。保育所栄養給与目標量の算出表をつくりました。思っていたより時間がかかり、難しかったです。
2005年の食事摂取基準ができて以降、基準となる保育所給食栄養給与目標量がなくなり、食事摂取基準から保育所が個々に独自の栄養給与目標量をだすことになりました。
よって、保育所で栄養給与目標量を算出するための「根拠となる監査用の資料」が求められているのです。
1 論理的に
2 正しく
3 わかりやすく
4 必要なデータを漏らさず
5 役に立つ情報を・・
これが結構、難しいのです。
もちろん、もっと難しくて大変なのはプログラミングです。
私は、「この行が反対だったら良いのに・・。」とか安易に思ってしまうのですが、帳票1枚作るのには、大変な時間と労力がかかるそうです。実は、ソフト会社にいながら、プログラムのことが全くわからない私は、「帳票をつくる大変さ・難しさ」について今日まであまり考えたことがありませんでした。
社長は「よい帳票は必要最小限で、記録と報告と意志決定ができるもの。」と言っています。私たち栄養士も自治体から求められる監査資料であっても、それが給食管理・こどもの栄養ケアに必要な情報かどうかを吟味して、自治体の監査の方と帳票の内容について意見交換をしていくべきだと思います。
はじめて帳票をレイアウトしてみて、「今あるたくさんの帳票はお客様のご要望に応えて1枚づつ作ってきたのだなー。」っと思い、わんぱくランチの歴史を感じ、ちょっと感動しました。
今日は、監査報告書の質について考えることができ、とてもよい勉強になりました。