知ってトクする「調理のためのベーシックデータ」

給食管理に役立つ本を紹介します。

女子栄養大学出版部発行の「調理のためのベーシックデータ」です。

栄養管理を行う上で重要な

1 揚げ油の吸油率
2 料理別油の使用量
3 料理別塩分の使う量と食べる量
4 食品の概量
5 食品の廃棄率
6 乾物のもどし率

などが写真付で記載されています。

他にも基本的な調味料の配合や食品の下処理の方法などが詳しくのっています。

塩や油などは、調理の現場で適宜使用することが多く、細かい計量を行うものではないだけに、「調理法にあった正しい使用量の目安」を持っていないと、塩分や油のとり過ぎにつながります。

これらの知識があると、献立をたてている間にある程度の栄養過不足量も推定できるようになります。自分のウエイトコントロールにも役立ちますね!

また、本などを見て「これをアレンジして子どもに食べさせたい!」という時にも便利です。この本があれば簡単に、「分量の概量」を「重量」変えることができます。

事務机に1冊あると便利ですよ。