アイスクリームの購入量に地域差

平成18年度のアイスクリーム販売額で、トップメーカーが昨日発表になりました。「エスキモーブランドの森永乳業が17年ぶりの首位。17年度まで4年連続トップだった江崎グリコや2位のハーゲンダッツを抜いた。」とのことです。

森永の首位は、コーンアイスの「クリスピーナ」。その他、「パルム」、「モウ」、「ピノ」が好調だったことが首位奪還の主因なようです。どの商品もCMや店頭でよく見かける商品ばかりです。

商品の購入行動の要因は

1 味
2 価格
3 CMによる影響
4 店頭でよくみる
5 パッケージ

などだそうです。

購入行動は、これらの要因の加えて地域の食文化や食習慣が大きく影響するようです。

日本アイスクリーム協会によると、アイス市場の規模は、17年度の推計で3533億円。
1世帯・年間あたり購入量は、少ないのが那覇市(4125円)、多いのが静岡市(8980円)となっています。都市型地域の中でも差があります。

地域によってこれだけ購入量が違うのは興味深いところです。

私が住んでいる名古屋は、菓子問屋多く、子どもから老人までお菓子をよく食べる。と言われています。今でも小さな菓子製造工場があります。
自分自身が生活していると、地域の食習慣の特徴を見逃してしまいがち。
これらをよく認識してないと、適切な食に関する指導はできませんね。

食品の売れ筋ランキングや加工食品の市場規模をみると、他の地域との差を確認できて勉強になります。