凍り豆腐は植物性のたんぱく質で、日常の食事で不足しがちなカルシウムや鉄を多く含みます。給食でたくさん使って、子どもたちに食べさせたい食材です。
凍り豆腐の煮物は人気があるメニューなのですが、中には「ふにゃふにゃして嫌!」という子どもがいます。今回は、愛知分文教女子短期大学の安藤京子先生にご協力いただき、カリッとしたピザ風のレシピに挑戦しました。
出来上がった料理は、「凍り豆腐のトマト焼き」です。
カリカリした食感にこだわりました。
1 凍り豆腐を牛乳、卵に浸して下味をつけたものを下焼きする。
2 凍り豆腐とトマトソースの間にチーズを挟む。 等の工夫をしました。
当初は、ピザ風に凍り豆腐にトマトソースを塗ってからチーズをかけました。出来上がった時はよかったのですが、調理後30分を過ぎると凍り豆腐がトマトソースの汁気をすってカリッとした食感はなくなってしまいました。集団給食ならではの難しさ!です。この問題は、真ん中にチーズを挟むことで解決しました。
後は、細かい調整です。凍り豆腐の厚さ、下味の分量、焼き時間、凍り豆腐の表面積にあったチーズの分量、トマトソースの味など・・。
出来上がった料理は、試食してもらった子どもたちに「おいしい!」と言って食べてもらえました。
このレシピは、7月の子どもの栄養で発表します。近いうちにわんぱく献立でも紹介します。 こどもの料理レシピ作りは苦労が多いのですが、とても楽しいお仕事です。保育園での定番料理になることを目標にがんばります!