週末に鹿児島県の屋久島に行ってきました。
名古屋では絶対に食べることができない「首折れサバ」を食べました。
島のあちこちで「本日首折れサバあり。」と言う看板。
食べてみると、サバの刺身。魚の臭みは全くなく、コリコリした食感でした。
この首折れサバは屋久島を代表する食べ物だそうです。新鮮さを保つために獲れたら船上で首を折り、血抜きをすることから、「首折れサバ」と呼ばれるそうです。
同じサバでも塩サバとして使われる真サバではなく、ゴマサバになります。ゴマサバは脂肪分が少ないために、刺身にすると身の締まった歯ごたえが満喫できるというわけです。
それでも「サバの生き腐れ」と言われるほど、サバは傷みやすい魚。そのために同じゴマサバでも太平洋側を回遊してくるものは、首折れサバにはせず、東シナ海から日本海側の方で捕れる、脂のまわっていないサバだけを首折れにしているそうです。
鹿児島県の本島へは、空輸便で届けられ、当日の市に並ぶそうです。翌日になると鮮度が落ちて食べることができないため、本島でも貴重な食品だそうです。本島で食べることができると言っても屋久島の味とは格段の差。屋久島の「首折れサバ」は格別のおいしさだそうです。
屋久島で食べることができて本当によかった。幸せです!
言葉で言い表せないおいしさでした。
栄養士という仕事が楽し過ぎるせいか旅行はあまり好きではありません。しかし、今回のように食べたことのない食材に出会えると「お出かけも良いなー。」と思えます。
いろいろな場所にでかけてもっとおいしい物を食べたいです。