ソフトドリンクを飲む習慣と肥満には深い関連があります。
幼児期にソフトドリンクを飲むこどもは、学童期(小学校)以降に、肥満になりやすいことがわかっています。
ソフトドリンクを飲む習慣は、学童期以降まで引き続き、ソフトドリンクを飲む量が少ない群と比較して「野菜の摂取量が少なく、嗜好品(菓子)を食べる量が多い」ことがわかっています。
幼児期には、糖分の多い飲み物を飲むことにより、他の食事の摂取量が減ってしまうため、必要な栄養の不足があっても肥満にはなりません。
学童期になると、一度に摂取できる量が増えるため、カロリーオーバーとなり「肥満」になります。また、「甘い飲み物」は食事以外で摂取されることが多いため、「嗜好品(菓子)」を摂取する機会が増えて、一層カロリーオーバーになります。
現在は、カロリーオフの飲料がたくさん販売されています。幼児期に摂取する飲み物は「カロリーが低いから大丈夫!」と考えるのではなく、「ソフトドリンク」を飲むことを習慣化しないことが重要です。
ソフトドリンクの与え方には注意が必要です。