冬においしい「ぶり大根」

今日のアドムの昼食は「ぶり大根」でした。こんな地味なものを子どもが食べるの?という意見がありましたが、保育園では意外に残菜の少ないメニューです。

冬の荒海でとれた「寒ぶり」は脂がのり、アミノ酸も増えて最高の味です。脂が多く煮ても身がしまりすぎることなく、おいしく味わえます。

「ぶり大根」は日本料理の定番。ぶりのうまみがしみこんだやわらかい大根と脂ののったぶりを一度に味わえる贅沢な冬の料理です。

子どもたちは、おいしいものをよく知っています。

・血合いの色が鮮やか
・身に弾力がある
・脂がのって光沢の良い切り身

このようなぶりが納品された日は、特に喜んで食べてくれます。少し煮崩れしますが、小さくなった魚も残さず食べてくれます。「ぶりだいこん」は白いご飯に良く合います。ご飯もしっかり食べてくれるのがうれしいですね。

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ぶり 40g
大根 50g
しょうが 0.1g
酒 2g
しょうゆ 3.5g
みりん 2g
砂糖 1.5g

1 ぶりの切り身を食べやすい大きさに切って、さっと湯に通す。
2 だいこんは厚さ1cmのいちょう切りにする。
3 鍋にだいこんとかぶる程度の水を加えて火にかけて、だいこんがやわらかくなるまで煮る。
4 3に1のぶりとしょうが、酒を加えて、あくを取りながらぶりに火が入るまで煮る。
5 4にしょうゆ、みりん、砂糖を加え、落し蓋をして煮る。

スーパーでは、骨がなく、扱いやすい切り身で販売されています。ご家庭でも簡単に作ることができるので、紹介してみましょう。

(2020年5月更新)