今日のアドムの昼食は、レバーの唐揚げだったのですが、レバーが苦手(大嫌い!)な女性スタッフのために、半分量を鶏の唐揚げにしました。
料理の試作品を食べることが多いアドムでは、鶏の唐揚げが給食としてでることはあまりありません。
社長が、鶏の唐揚げを食べてうなるように一言。「やっぱりおいしいねー!」今日の唐揚げは、皮付きもも肉を使ったようで、脂身たっぷりでした。
動物は、飢餓に備えエネルギーを蓄える機能があるため、本能で脂肪をおいしい!と感じます。ラットの実験でも、確実に脂肪分の多いえさを選んで摂取します。
肉や油など脂肪分の多い食事に偏ると、脂肪を含まない野菜や海藻をおいしく感じることができず、これらの食品に対して嗜好を獲得できないのは、あたりまえ。子どもの好き嫌いをみると、「嫌い」に入るのは、脂肪分の少ない食品です。
鶏の唐揚げは、子どもが好きなお料理です。スーパーの惣菜コーナーでも必ず売っています。精肉店で働く友人の話では、翌日店頭に並べることができない売れ残りそうな鶏肉は、夕方に向けて唐揚げにして安価で販売するそうです。だから「鶏肉」と「鶏に唐揚げ」の価格に差がないのかー。と驚きました。
鶏の唐揚げにもう一手間かけた料理を考えて、家庭にお知らせすると喜ばれ、子どもの食生活改善に役立てるかもしれませんね。今度の週末にでもスーパーの唐揚げを買って試してみます。
さて、保育園や家庭で作る少し変わった唐揚げを紹介します。
鶏もも肉 40g
しょうゆ 2.5g
酒 0.5g
しょうが 0.5g
にんじん 10g
ごぼう 10g
片栗粉 4g
コーンスターチ 4g
油 3g
1 鶏肉を一口大に切って、酒、しょうが、しょうゆに漬けこむ。
2 人参とごぼうを2㎝の長さのせん切りにする。
3 1と2と合わせて片栗粉とコーンスターチを加えて混ぜる。
4 手で野菜を肉に握りつけながら油で揚げる。
野菜の衣がついた鶏の唐揚げです。噛みごたえがありますが、大好きな鶏の唐揚げなので、子どもたちは一生懸命食べてくれますよ。