最近は、デジタルカメラで料理の写真を撮る栄養士さん、給食担当者の方が増えてきました。
料理写真で一番大事なことは、「おいしさ」を伝えること。昨日プロのカメラマンさんに教えていただいた盛り付けのポイントをお伝えします。
写真は真上から撮ると料理の奥行きが出せないので、斜め上から撮るのがベスト。そこで注意したいことは、
平皿に盛るつける時
・料理を皿の手間に盛り付ける。
→皿の前の空間を減らして、違和感のない位置にする。
料理の下ラインが中途半端な角度。お皿の下が空きすぎ!
料理の向きと位置を変更。バランスがよくなりました。
小鉢など、高さにある器に盛り付ける時
・器の後方に盛り付ける。
→料理がきちんと写るように。
・料理の中心(山)を少し手前にする。
→立体感、奥行きのある写真に仕上げる。
料理に穴(空間)がないように
→例えば盛り付けたご飯に空間があると、目で見る以上に暗くなり目立つ。
盛り付けた料理の中で写真に写る場所を意識して盛り付ける。
→ファインダーを除いて一番目に付くところ(中心)に見せたいものを置く。
→食材の向きが一定方向だと、雑でおいしそうでない料理、立体感のない写真になってしまう。
前にあるアスパラ2本が一方方向
アスパラの位置を変える。上の写真よりバランスよく料理がおいしそうに見える。
料理を撮影する場所に置いた後で、カメラで撮る位置から再度盛り付けの確認をすることが重要だそうです。
このようなことを教えてくれる本やサイトがないので、私自身長い間苦労しました。ちょっとしたことですが、これがプロとアマの差だそうですよ。
これからも実践的な料理写真撮影のテクニックをお伝えします。