盛り付けも大事

集団給食は、「料理がごちゃごちゃしている!」とよく言われます。

多くの給食担当者は、「給食では、一つの料理にたくさんの食材を使って栄養補給をするので仕方がない!」と思っていますが、これは間違い。「ごちゃごちゃ」の原因は盛り付けの仕方の問題だと思います。

「おいしいそう!」と思だけで、消化酵素の分泌が高まります。心を込めて作った料理なので、盛る付けにも気を使いたいものです。

今日のアドムの給食は、さわらとごぼうの煮物と野菜炒めでした。

この料理は、「こんもり高く」盛り付けないと「ごちゃごちゃ料理」になってしまいます。結構写真を撮るための盛り付けに時間がかかりました。

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さわらとごぼうの煮付け

さわら 30g
しょうゆ 2g
砂糖 1.2g
酒 1.8g
しょうが 0.4g
ごぼう 20g

1)生姜を千切りをしてごぼうはささがきに切る。
2)しょうゆ、砂糖、酒、生姜、ごぼうと水を鍋に入れ煮立たせて次に魚をその中に静かに入れる。
3)2に落とし蓋をして煮込む。

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ごぼうだけを後で追加で盛り付けると、「ごちゃごちゃ」しません。

魚の旨みが野菜に浸みこみ、とてもおいしく食べることができる料理です。子どもが食べる?と思われがちですが、結構人気のある料理です。

ごぼうは苦手!という保育園さんは、新ごぼうが出回る時期(6月)に提供してみるとよいかもしれません。