休日に、近所の方からいただいた「ういろう」を子ども(小学校6年生)たちが喜んで食べている写真です。
子どもの頃から和菓子としてういろうを食べている私たちにとっては
・もちもちとした食感
・甘味
がとてもおいしいのですが、他の地域の方にはどうも不評のようです。
横浜学校栄養士会の先生方へのお土産として渡した時
→ 名古屋の方はこんなにベトベトしたものがすきなの?
先月の大阪研修会でおやつとして提供した時
→ もう一度食べたい!とは思いませんね。
子どもの栄養で紹介した時
→ 試作はしたけれど、本当の出来上がりがわからず、子どもに提供できなかった。
ういろうは、材料が素朴で消化吸収しやすいので、子どものおやつとしては良いと思います。和菓子と思わず、「子どものおやつ」と考えて食べてもらうと、良さがわかってもらえるかもしれません。
ういろうの作り方を紹介
出来上がりは「もちっ!べたっ!」とした感じなので、子どもにはフォークと一緒に提供しましょう。
小麦粉 12g
上新粉 3g
砂糖 12g
水 40g
1 材料を混ぜてこし器でこす。
2 バットに流して蒸気のたった蒸し器で蒸す。
これを応用したものが、もう一品の名古屋名物「おにまんじゅう」です。これは芋が入り、芋の糖分で砂糖が控えめになるので、保育園のおやつとしては、一層使いやすいものです。
さつまいも 35g
小麦粉 12g
片栗粉 3g
水 10g
砂糖 4g
塩 0g
1 さつまいもを1cmの角切りにして水にさらす。
2 小麦粉と片栗粉を合わせ、水、砂糖、塩を加えて混ぜる。
3 水気をしっかり切ったさつまいもと2を合わせる。
4 オーブンシートに1人分ずつのせて、蒸し器で15分程度蒸す。
卵や牛乳を使わないので、アレルギーがあるお子さんも一緒に食べていただくことができます。ある保育園さんから、子どもたちが喜んで食べたので、保育士さんがびっくりしていた!という話を伺ったことがあります。子どもには好評のようです。是非お試しください。
(2020年5月更新)