先日、スチコン世界シェアNO1のラショナルの「セルフクッキングセンター」の講習会に行ってきました。ほかの参加者の方と一緒に、セルフクッキングセンターを使いながら調理しました。
ラショナル「セルフクッキングセンター」の特徴は、すべてお任せの調理インテリジェンス。
簡単なキー操作で全自動で作り上げることができます。従来のスチコンのように、庫内環境、加熱温度、調理時間、ファンの速度などの設定が一切いらないところが驚きです。
まずは、魚をやきました。
①「魚」→「焼き」と簡単な設定をします。
②ビー!というブザーが鳴ったら魚を並べた鉄板を入れて、センサーを魚に刺します。
③後は、全自動。写真のようなできあがりになります。
魚の大きさや水分量など測定して、適切な庫内湿度や温度を選んで焼き上げてくれます。さんまは、凍った状態から9分でこんがりきれいに焼きあがりました。切り身のさばはたったの7分で焼きあがりました。
そのほかに、ローストチキン、炊き込みご飯、鶏のから揚げなどを作りました。
1台で、すべての調理器具の役割を果たす!といわれるだけあって、どの料理もおいしかったです。。鶏のから揚げは、「揚げ物風」という感じですが、鶏肉から出る油で外がかりっと!中がふわっと!していて、ヘルシーな出来上がりでした。
同じスチコンでも、ここまでの機能を持つのは「ラショナル製」だけ。ラショナルでは、ほかのスチコンとの差別化をはかるために、近年は「セルフクッキングセンター」と呼んでいます。ラショナルは世界で最初に「スチコン」を作りました。もちろんスチコンの名づけの親も「ラショナル」。その名を捨てた最先端機能を持つ「セルフクッキングセンター」。一度は見るべき!!です。
今まで、温度管理に気を使ってきた私。全自動でおいしくできると言われても、最初は「温度や湿度」がかなり気になりました。「全自動でも、どんな温度帯で調理をおこなっているのか知りたい!」 みなさんも同じことを感じると思います。しかし、最後には次から次へと出来上がる、料理のすばらしさに、その欲求はなくなりました。精度の高さに感動・・。数年後には、集団給食現場の調理方法が大きく変わっているかもしれませんね。
衛生管理機能も充実しており、中心温度だけでなく、扉の開閉回数など、細かく記録が保存され、USBキーでそのデータを取ることができます。今後は、衛生管理の面でも、保育園でのスチコンとブラストチラーの導入が進むでしょう。(既に補助金を出して導入を進めている自治体があるようです。)
今後も、新しい調理機器の勉強して、みなさんにお伝えします。