わらび餅の固さと形

今日の試作はわらび餅。

先日、近所で、「のどにわらび餅がひっかかって救急車をが来た!」という話を聞きました。わらび餅は保育園での定番おやつ。子どもにとって安全で食べやすい固さと形を調べるために早速作ってみました。

●第一に固さ(水分量)

市販のわらび餅粉の裏面の記載では、水分量は粉の5倍弱。粉200gに対して水900となっています。

実際に作ってみると、少し固い感じ・・。固いというよりぷるぷる口の中で転がる感じがしたので、水の量を増やして作ってみました。

わらび餅粉 8g
水 50g

水分を増やしたことにより、「ぷるぷる」した食感から「ぽてっ」とした食感になりました。これなら2歳児さんでも安心して、唇でかじり取りながら食べることができます。

●第2に形(作り方)

分量の水、わらび餅粉よく混ぜる。→かき混ぜながら火にかけ透明になるまで煮る。

ここまでの作り方は同じで、下記のように形を変えてみました。

① 2から一口大ずつスプーンですくって水に落とす。→冷めたら水気をきってきな粉をまぶす。
② 2を水にぬらしたバットに広げて冷ます。→冷めたら包丁できってきな粉をまぶす。

②の方が幼児の集団給食施設では適しているように感じました。その理由は

・スプーンの場合
→子どもの一口大に形作るのが難しく、形が大きくなりがち・・。
→口で転がり食べにくい

・包丁の場合
→適切な大きさに切り分けることができる。
→未満児、以上児クラスできり方を変えることができ、年齢(咀嚼の発達)にあった形態で提供できる。

みなさんに写真をみてもらい、意見を伺いたかったのですが、今日はきな粉が足りず、撮影できるものが出来上がりませんでした。残念!!

今日の結果から、わんぱく献立のレシピを早速修正したいと思います。