植物性自然毒

6月22日に茨城県が、つくば市内の飲食店で料理に添えられていたアジサイの葉で食中毒が起こったことを発表しました。

アジサイの葉に毒?とても驚きました。アジサイの葉には、「青酸配糖体」と呼ばれる有毒成分が含まれており、胃の中の消化酵素と反応することで、青酸(シアン)が生成され、中毒症状を引き起こすそうです。

店はこの有毒植物についての知識がなく、肉料理の添えとして供したそうです。

私も全く知識がありません。

知ってびっくり!身近にある有毒植物は約200種類もあるそうです。きのこだけではないらしい・・。近年のアウトドアブームにより、ハイキングや山菜摘みシーズンを中心に多く起こっているそうです。

●主な有毒植物・・・・トリカブト、チョウセンアサガオ、ハシリドコロ、ヤマゴボウ、スイセン、ドクゼリ、バイケイソウ等

●症状・・・・嘔吐、下痢、腹痛、しびれ、めまい、幻覚等。最悪の場合、死に至る。

きれいな花の葉にも毒が・・・。子どもたちが誤飲しないために保育園でやるべきことは、「食用の植物と観賞用の植物を分けて植えること。」だそうです。

珍しい食中毒で、「毒をもつ葉」の存在を知った人が多いのではないでしょうか?