ビタミンD欠乏症

ちょっとびっくり!!近年、ビタミンD欠乏症の乳幼児が増えているそうです。

岡山大学小児科田中弘之先生は、「最近10年、くる病の乳幼児を診る。それ以前(15年間)は全くなかった。」とコメントしています。

欠乏症の症状は
・骨の変形
・成長不全

原因は
・乳幼児の食物制限 (アレルギー・宗教的に・・)
・日光浴不足

研究によると、アレルギー有・無で比較するとアレルギー有に欠乏状態が多く、母乳と人工栄養では、母乳に欠乏状態が多いそうです。

母乳で育っても、その後離乳食が上手く進めば問題はないわけですが、「食物アレルギーがあり食物制限」。また、「食物アレルギー予防のために食物制限」を行うと、欠乏状態に陥るリスクが高くなります。

また、アトピー性皮膚炎がある場合、日光を避けるので、皮膚下で合成することもできず、欠乏症が出現してしまうのです。アレルギーのケースだけでなく、「極度の偏食」と「日光浴を避ける(保護者の意向)」が重なって、ビタミンD欠乏症が現れるケースもあるそうです。

ビタミンDは、卵だけでなく、しらし干し、さけ、うなぎ、さんまなどの魚類に多く含まれます。豊かな時代なので、これらの食品をいつでも食べることができます。20年前、大学の授業で、ビタミンD欠乏症は「今後あり得ない欠乏症」と教授に教えられました。

食習慣を含む様々な生活習慣によって、人間の栄養状態は、すぐに変わるのだなー。と改めて実感しました。

最近は、「日光浴の必要性と危険性」について、「健康との関連性」について多く研究されています。最近、とても興味のある事柄です。