9月になるとれんこんが出回ります。
れんこんは
・調理時間が短ければ「シャキシャキ!」
・調理時間が長ければ「もっちり!」
・すりおろせば、でんぷん質でつなぎの役割を・・。
いろいろな調理でおいしく食べることができます。
先日関東で教員をしている姉と話をしたら、「職場の小学校給食では年間1回も使われない。」「スーパーでも見かけないよー。」とのこと。姉の住んでいる地域では「れんこん」を食べる習慣がないようです。
生産は、茨城県で全国の80%。そのほかに山口県でも多く生産されています。
愛知県の愛西市でもれんこんがたくさんが作られています。れんこん(はす)の花が咲く時期には多くの観光客が訪れます。そんな地域なので、愛知県ではれんこんがよく料理に使われます。
そんな中でも一番園児さんに人気があるのが「れんこんチップ」。れんこんを輪切りにして、ポテトチップのように油で揚げたものです。
れんこんチップ
れんこん60g
油 5g
塩
じゃがいもに比べて温度管理が簡単なので、必ずパリパリの出来上がりになります。冷めてもそのままの食感なので冬でも給食の副菜として、またおやつとして子どもたちに提供されます。
2番目に人気のある献立がれんこんのきんぴらです。ごぼうに比べてあくが少なく、シャキシャキと食べやすいようです。
れんこん 35g
にんじん 5g
ピーマン 5g
豚肉(肩ロース) 15g
油 0.8g
しょうゆ 2.5g
みりん 0.5g
砂糖 1.2g
ごま油 0.5g
1 れんこんを厚さ5mmの半月切り、にんじんを厚さ2mmの半月切り、ピーマンをせん切りにする。
2 豚肉を1cm幅に切る。
3 油で1を炒め、適量の水を加えてやわらかくなるよう加熱する。
4 水分がなくなったら2を加え、炒める。
5 肉の色が変わったら、しょうゆ、みりん、砂糖を加えて炒め、最後にごま油を加える。
こんなおいしいれんこんが給食に出ない地域があることにとても驚きました。
(2020年5月更新)