収入と果物の摂取量

「高学歴の人ほど、果物を多く食べる。」

これは、収入が多い人ほど、果物を多く食べるということを意味しています。日本の研究では、収入をダイレクトに聞くことが難しいため、「学校に通った期間」をたずねるので、「高学歴」ということになります。

厚生労働省研究班(主任研究者、津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模疫学調査で、果物をたくさん食べる人ほど、心筋梗塞や脳卒中になりにくいことがわかっています。(2007年10月24日)

データの解析をした東北大学の坪野先生は、「果物を毎日200g程度をとることが望ましいでしょう。」とコメントしていますが、1日200gといえば、

・りんごなら1個
・いよかんなら1個半
・オレンジなら2個
・キウイフルーツなら2個
・いちごなら20個

食べることができる量ですが、価格は200円ぐらいはかかります。

アドムの会長は、若くてお金がなかった時は、果物を買おうと思ったことはなく、スーパーの果物売り場を一気に通り過ぎていたそうです。若い保護者の中には「果物なんて買えない!買わない!」と思っている人も多いのではないでしょうか?

全体的な食費高騰で、嗜好品の売り上げは下がっています。果物はも家庭で「嗜好品」と考えられているようで、売り上げは下がり気味。

このような状況の中で、「健康のために果物をたくさん食べましょう!」とは言いがたいですね。保育園では、安価な旬の食材、地元の食材を上手に使って給食費を抑える努力をし、子どもたちに果物を食べさせてあげたいです。