子どもたちの魚離れが心配される中で、興味深い統計資料があったので紹介します。
平成19年魚介類国民1人1人あたりの供給純食料は88.8g (農林水産省より)
牛乳乳製品 252.7g
肉類 76.7g
卵 45.4g
肉や卵よりも魚を多く食べています。ちょっと驚きです。
お魚消費量を各国と比較すると
日本は1位で年当り消費量 67.4Kg
2位 スペイン 47.4Kg
3位 スゥーデン 33.7Kg
4位 フランス 31.2Kg
5位 イタリア 26.1Kg
日本人が魚を多く食べていることがわかります。
こんなに多くの量を食べているのに、「魚離れ」が心配されているのは、年々摂取量が減っているからです。さんま、ぶり以外は、ここ10年間で消費量が減っています。
魚が健康に良いことはわかっているのですが、保育園、特に学校給食の食料構成目標では、魚より肉の方がかなり高い数値になっています。
現在、家庭では肉よりも魚のほうが多く食べられているのに、給食では目標量、摂取量共に少ない・・・・・。日本人の魚離れは給食のせいでもある?と思えてしまいます。
現在の食習慣(魚の摂取)を維持していくためには、給食の食料構成の目標値を見直し、現在の給食の内容を改善していく必要性がありそうです。