先日、仲良くしていただいている自治体栄養士さんに、「ベトナム産のバサという魚があるんだよ。」と教えてもらいました。
栄養士さんのお話では、
・白身魚
・骨がない
・ぷりっとした身
・脂がのっていて食べやすい
この魚、実は「なまず」。なまずと知って食べても魚臭さを感じず、おいしく食べることができるそうです。
メコン川、カンボジア・トレンサップ湖などに棲息し、体重が250キロもある淡水魚で、すけそうだらの価格が上昇したことで日本にも輸入されるようになりました。
2006年にバサの輸入を始めたマルハニチロ水産は、2009年は2007年比で3.5倍をベトナムから輸入する予定です。輸入後は、弁当チェーン、外食(ファミレス)、学校給食や保育園を含む給食施設に売られることになります。
価格は、たらの3分の1程度。既に外食、弁当には使われているので、知らない間に食べてしまっているかもしれません。
今までに、日本に受け入れられた輸入水産物はメロやホッコクアカエビなど。食品の安全への関心が高まる中で、ベトナム産のバサは売り上げをどこまで伸ばし、食卓に定着するのでしょうか?