生ごみ

給食ででる生ごみの多くは、

・野菜の廃棄部分(根・皮)
・残菜(食べ残し)

給食は、計画的に食材の購入と調理が行われているので、食べ残しはそれ程多くはありません。生ごみのほとんどは、野菜の廃棄部分です。

アドムでも毎日買い物袋1杯分ぐらいの生ごみがでます。

最近は、近所から野菜をもらうことが多く生ごみが倍増!!

スーパーで売られている野菜に比べて、農家からもらう野菜は捨てなければいけない部分がとても多いのです。知的障害者施設で働く栄養士の友人が、「利用者の作った野菜を使うときは、野菜の洗いと切りに倍の時間がかかる。」とよく言っていました。

野菜の廃棄率は

・平均8.1パーセント

農家からもらった野菜の廃棄率はもっと高くなります。農家直送の野菜は処理するために人件費、水道代などのコストがかかります。

新鮮野菜を特徴とするレストランでは、すでに産地直送野菜を上手に利用する工夫がなされているそうです。

・出荷前に、葉を1枚めくって虫に食べられていないか、腐敗しそうな部分がないか確認してもらう。
→白菜、キャベツなど外の葉をとってももらうことでゴミが減らせる。
・土つきのもは、軍手で丁寧に土をおとしてもらう。
・大根、かぶの葉などは、切り落としてもらう。

農家は、葉を落としても土に返すことができるので、ごみにはなりません。これだけの作業をしても農家は消費者に直接届けることで利益をだすことができているそうです。

反対に生ごみ処理機を使って肥料にしたものを、農家に販売している企業もあるそうです。

地産地消を進めるためには、農家と協力することが重要です。