ナトリウム

私たちは、ナトリウムを「食塩」の形で摂取しています。塩分の多い食事と高血圧などの循環器系の病気との関連は広く知られています。

本来の役割は、

・細胞内外の水分バランスを調整
・神経伝達や筋肉の機能調節
・胃や腸での消化液の分泌促進

しかし、食塩は、「通常の食事では不足のリスクがない」ために、常に「減塩」が推奨され、常に悪者扱いです。

離乳期には、味付けをせずに薄味から・・。という指導は一般的なものですが、最近は極端に健康志向が強い保護者が、こどもに食塩を全く与えないケースがあるそうです。

無理な減塩は

・食欲を低下させる。
・他の栄養摂取量に好ましくない影響を与える。

などの悪い影響があります。

健康志向の高まりとともに、極端な行動をとる方も増えています。

保育園の園児さんの健康管理、食事指導が難しくなっていることを感じます。