今日は、日本かぼちゃを使って、薄味の煮物を作ってみました。
日本かぼちゃは、40年ほど前から年々減って、今ではスーパーで見かけることが少なくなりました。西洋かぼちゃに比べて甘みが少なく、粘質でべっとりしているのが特徴です。
現在、日本かぼちゃは、日本料理店などで「特別な野菜(高級)」として使われているようです。
今日は、宮崎市目地区の「ヤマイキ」という荷標をもつかぼちゃを使いました。
食べ始めは、「べたべたした食感が今一?」「でき損ないのかぼちゃみたい?」と思いましたが、食べ進めると、西洋かぼちゃのようなホクホクした食感とは違った感じで、くどさがなく、とてもおいしく食べることができました。
かぼちゃ1個を5人で食べきってしまいました。西洋かぼちゃをあれだけの量おいしく食べることは難しいと思います。
料理法は、昆布とかつおの濃いあわせだし汁をベースにしょうゆとみりん同量で味付けをしました。だし汁を多くして薄味に仕上げ、かぼちゃを皿に盛り付けた後で煮汁に水溶きかたくり粉をまぜてあんをつくり、かぼちゃにかけました。
日本料理で好んで使われる理由がわかりました。ほんのりとした甘さがしょうゆに合い、やさしい味に仕上がりました。
今日の給食は、ごはん、豆腐の味噌汁、ぶりの照り焼き(青菜・大根おろし添え)、かぼちゃのあんかけ、水菜のサラダです。とってもおいしく食べることができました。
最近、アドム給食では、毎日1人平均350g以上の野菜を食べることができています。野菜はがん予防を含む多くの生活習慣病を予防します。毎日昼食時間に、スタッフが食べる野菜の量を計算して、「ヨシヨシ!」と満足しながら栄養士の仕事を楽しんでいます。