「ポテトサラダがおいしいね。」とよくほめてもらいます。
マヨネーズ味は人気があるなー。と単純に思っていましたが、「こつの科学」という本を読んで自分のポテトサラダがおいしい理由がわかりました。
1 じゃがいもは紛質の男爵を使う
2 じゃがいもは水からゆでる。
→湯から入れるとじゃがいも内部と外部の温度差が広く、中が煮える前に外の細胞が破れて澱粉が飛びだしてしまう。細胞の中に充分に煮えた澱粉の粒が多く含まれるのがおいしい。
3 じゃがいもをあついうちにつぶす。
→あついと、細胞膜が軟らかくなっているため、細胞同士が離れやすい。冷めてからつぶすと粘りがでる。
4 マヨネーズはいもが冷めてから混ぜる。
→ゆでたてのいもは組織がやわらかいため澱粉が水を吸い込みやすい状態になっている。熱いいもにマヨネーズをかけると油と酢が分離して、別々にいもに浸み込む。
調理の科学に興味が持てると、料理も楽しく!おいしく!できるようになります。
前にも紹介しましたが、〔「こつ」の科学・調理の疑問に答える〕はとてもたのしく、すぐに役立つ本ですよ。