津島特産物・くつわ

アドム本社が愛知県津島市に移転して1ヶ月以上が過ぎました。

今日は、地域のお菓子をスタッフにも味わってもらおうと、「くつわ」を用意しました。

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くつわは1840年、江戸時代にできた御菓子。津島神社の「茅の輪くぐり」の神事に使われる茅の輪を型どったものと言われています。神馬のくつわに似ていることから,「くつわ」と言われるようになったそうです。

1694年(元禄7)の「津島業書張州雑誌抄」という文献にも津島の代表的な産物として掲載されています。江戸時代は参道にお店がたくさんありましたが、今は3件だけ。しかし現在も津島祭りの日には店の前に行列ができます。

うるち米ともち米の粉をこねて蒸し,砂糖とゴマを加え,馬のくつわ型にして油で揚げたもの。味よりもお菓子の固さに驚きます。あごと歯の力がないと食べることができないお菓子です。

去年アドムが開催した島根の操作説明会での出来事。

操作説明の合間に「お腹がすいた!」と言う社長に、くつわを渡しました。アドムの社長は「あごの強さ」が自慢。人が噛み砕いている音とは思えないような「バリバリッ」と言うような音をたてて食べ始めました。

この軽快な音に、アドムのユーザーはびっくり。私もびっくり。地元のお菓子なので、よく家族、友達と一緒に食べるのですが、社長ほど勢いよく食べる人は始めてみました。1個なり口に入れてしまった社長は、急いで嚙むしかなかったのだと思います。

アドムでは、こんな社長の楽しい話をしながら「くつわ」を味わいました。

ちょっと固かったですがおいしかったです。