わんぱくランチ(栄養計算ソフト)の開発のために、定期的に文部科学省、厚生労働省、農林水産省のHPをチェックします。
自分に必要な情報がアップされていると、「待ってました!」と、ちょっとうれしくなります。
今日、見つけたのは、2009年5月29日に発表された日本人の食事摂取基準2010年版。
食事摂取基準は、健康的な個人または集団を対象として、国民の健康の維持・増進、生活習慣病の予防を目的とし、栄養素の摂取量の基準がしめされています。生活習慣病予防のために実施される栄養指導や学校事業所などの給食管理にあたって最も基礎的なデータです。
まだ詳しく読んでいませんが、乳幼児に関わる部分の大きな変更点は
①推定エネルギー必要量が変更 → 小児減少
②ナトリウム(食塩相当量) → 日本人の食塩摂取状況を考慮して「目標量」が変更。減少
③カルシウムは「目安量」、「目標量」から「推奨量」を目指すことに変更
加えて今回は、食事摂取基準を各種栄養関連業務に活用することをねらいとし、活用の基礎理論を整理して「食事改善」と「給食管理」を目的とした基本的概念と留意点が示されています。
また、特別な配慮が必要である「乳児・小児」に関しては必要な事項が別記されました。
今日から、食事摂取基準2010年版の勉強です。