食事量の評価

子どもの食べる量には個人差があります。

保護者や保育士からは「食べすぎ?小食?適正な摂取量は?」という質問をよくいただきます。

基本的に食事量の評価は、成長過程で評価します。具体的には身長と体重をはかり、成長曲線グラフに記入します。

成長曲線のカーブにそっているかどうかが重要。体の大きさ、発育には個人差があり特有のパターンで成長します。その変化をみることによって成長の過程を確認します。

問題がある場合は

・体重増加がなく、成長曲線からはずれていく。
・体重が急に増加して成長曲線から大きくはずれる。

他の子どもと比較して、食べる量が少なめでも多めでも、正常に成長していれば問題ありません。

子どもの場合、食べる量よりも重要なのは、食べ方(内容)。

毎日食体験を積み重ね、いろいろな食品を食べる練習が必要です。

・成長曲線にそって成長
・いろいろな食品を食べることができる

これなら小食でも全く問題がないということです。