栄養計算には食品の知識が必要!

日本食品成分表(食品100gあたちの栄養価)があれば誰にでも栄養計算ができそうなものですが、それ程簡単なものではありません。

例えば、食品成分表に記載のある豚肉には、「大型」、「中型」とあり、各々栄養価が違います。現在出回っているのは「中型」なのですが、これを知らないと自分が購入した豚肉がどれなのかわからず栄養計算できずに困ってしまいます。

他にも間違いやすい食品があります。

例えば「かぼちゃ」。かぼちゃには、「日本かぼちゃ」と「西洋かぼちゃ」があります。保育園で使っているのが地場産のかぼちゃだから「日本かぼちゃ」と思ってしまうことがあるようですが、現在日本で栽培されているかぼちゃの殆どは「西洋かぼちゃ」です。

日本かぼちゃは、粘質でしょうゆとの相性がよく、日本料理に向きますが、食生活の洋風化と共に甘みが強く粉質でほくほくとした西洋かぼちゃが主流になりました。現在は、コロッケ、スープ、かぼちゃ、グラタンなどいろいろな料理に使われています。

自分が使っている食品を間違えたときに問題になるのは、やっぱり栄養価です。

かぼちゃ100g当りのを比較してみると

日本かぼちゃ ビタミンA  60μg
西洋かぼちゃ ビタミンA 330μg

栄養計算には、食品の知識が必要なことがわかります。しかし、食品は数が多いので、おぼえきるのはとても大変!!

そこで、栄養計算ソフトわんぱくランチでは、搭載された2400食品(市販食品含む)の内、半分の1200を非表示にして出荷しています。日本食品成分表に記載がある食品でも、現在市場に出回っていないものは、材料検索できなくなっています。

このため、単純に豚肉を選べば「中型」、かぼちゃを選べば「西洋かぼちゃ」を選択することができます。選択した時には、下に正式名称が記載されるので、業務を行いながら食品の知識を習得していくことができます。

このような知識を提供しているところも、わんぱくランチが保育園栄養計算ソフトNo.1の理由なのだと思います。

食べることは楽しいこと!食品に関する知識も献立をたてながら楽しく身につけていけたらよいですね。