お盆休みに長崎県の対馬に行ってきました。社員旅行です。
社員旅行の目的は
① 国土の歴史と伝統に出会い、祖先に感謝し、郷土を愛する態度を養うこと。
② 自然に触れ、生命を尊び、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
③ 家族の絆を深めること。
対馬には漁港が驚くほどたくさんありました。家があるところには船がある。といった感じ。それ以外は、入ることができない山ばかり・・。道があっても山を越えることが大変なので、交通手段も船。自然の雄大さを感じるというよりは、自然の厳しさを目の当たりにした旅でした。
残念ながら1日目、2日目は悪天候。漁師さんの、「今日は海に近づいてはいけない!」という厳しい言葉から、自然に怖さも感じました。また、島の様子から生活の厳しさも伺えました。
このような厳しい自然があるからこそ、日本では魚を獲ることができる。また、漁師さんか命がけで魚を獲ってくれているから、おいしい魚を食べることができる。そんな当たり前なことを深く感じることができる旅でした。
食育で、「食べ物に感謝する心を育てる。」とありますが、都会ではこれを子どもに伝えることはとても難しいことだと改めて感じました。自然の厳しさを知っているからこそ、自然の恵みである食べ物に心から感謝できるのだと思います。そしてその自然環境を守る価値の大きさがわかるのです。
対馬が社員旅行先であったことの意味の深さがわかりました。