昨日、栄養計算ソフト・わんぱくランチを見せにお客様のところに行きました。
私から、ソフトの機能や操作性についてお話をした後は、保育園の先生と調理についてお話して盛り上がりました。
テーマは「蒸し料理」。蒸し料理は、大規模な施設では引出式の蒸し器があったり、回転釜に手付きの蒸しざるをつけたりしてできますが、小規模な施設では適当な器具がなく難しい料理です。栄養士さんは蒸し器が欲しいんです~。とおっしゃっていました。
蒸し料理の良さは、
①蒸し料理は、野菜をゆっくり加熱するので、でんぷんを糖分に分解する酵素が活発に働く温度帯(40~60℃)が長く、野菜が甘くなります。また程よい水分で、咀嚼・嚥下能力の低い子どもにとってはとても食べやすくて、おいしい料理です。
②素材の栄養成分の流出量が少なくてしみまます。ビタミンC、またミネラルの残存率が高いのが魅力です。
③100℃以上にはならないので、ほとんど失敗がありません。
蒸し料理は、【簡単さ】【おいしいさ】【栄養】 どの点から見ても、保育園で作りたい料理です。
そんな蒸し料理から発展して、話題になったのが、スチコン。
アドムのテストキッチンでは、スチコンを使ってのレシピ開発が始まっていますが、私は全く知識がありません。知らない者通し、どんな仕上がりになるのだろうか!スチコンを置くスペースはどれぐらいいるのだろうか?工事費はどれぐらいかかるのだろうか?とたくさんお話しました。
アドムのテストキッチンが本格稼働して、いろいろな事がわかるといいな~。と思っています。皆さんにもいろいろお伝えできると思います。一緒に知識を増やしていきましょう。スチコンの会社の方が、サポートしてくれるということなので心強いです。