来年度4月から開園する保育園が給食の準備を始めています。この時期になると、何を学んで準備しておく必要がありますか?というご質問をいただきます。
アレルギーについては、厚生労働所の「保育所におけるアレルギー対応のガイドライン」をおさえて頂くとよいと思います。http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/hoiku03.pdf
ガイドラインは、厚生労働省動画チャンネルの動画でも 見ることができるので、保育士さんと一緒に見て基本を学んでいただくとよいと思います。
前半 http://www.youtube.com/watch?v=pJOAM8dE7WU&feature=plcp
後半 http://www.youtube.com/watch?v=axFou4QgB-4&feature=plcp
保育所の食物アレルギーは、命に係わる問題なので、研修会では緊急時対応が大きく取り上げられますが、保育園では、【事故対応】と同時に【起こさない対策】をとることが重要です。
アレルギー誤飲事故を起こさないためには、「アレルゲンとなる食材の使い方」を工夫した献立作成をすることが一番効果的です。
アドムでは、提案献立として、アレルギーを起こしやすい卵・牛乳・小麦を使わない和食中心の月間献立を作成しています。(栄養価は食事摂取基準値から算出した保育園の給与栄養目標量を充足しています。)
ガイドラインでは、「アレルギーを意識した献立作成」という記述があります。
園によって、大豆アレルギー、ごまアレルギー等、対応すべきアレルギーが違いますが、給食担当者は、自分が作成する献立によって、アレルギー事故を根絶することができる!ということを意識する必要があると思います。