わんぱく料理・実食モニターさんの成長

今日は成人式。成人を迎えた子どもたちが、会社に遊びに来てくれました。

この子たちは、わんぱくランチレシピのモニターさんだった子どもたち。

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*子どもの食事研究所前で撮影

アドムでは、保育園で大量調理を試してもらう前に、近所の子どもたちに料理を試食してもらいながら料理の開発をしてきました。

子どもたちは、〚料理モニター〛をしていたつもりはなかったと思いますが、私たちは、子どもが料理を見てどんな反応をしめすか!大きさ、切り方など食べにくくないか!喜んで食べてくれるか!と細かく観察していました。

季節には、一緒に漬物つけたり、びわをとってジャムを作ったり・・・。

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クリスマスには毎年、卵を一切使わないメニューでバイキングをしたり、卵を使わないケーキを作ったりしながら、保育園でも子どもたちがみんな一緒に楽しく食べることができる行事食(卵不使用)が作れるかどうかを試してきました。

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もちろん、この中には「野菜嫌いの子」、「食欲旺盛なんでも食べることができる子」、「食べ物にあまり興味がない子」「御飯よりお菓子が好きな子」いろんな子がいました。

小学生なかばになると、食べ物の気配を感じて逃げてしまう子もいました。

「幼児の食習慣は、学童期、そして成人に移行する!」
これは、多くの研究で実証済みです。

成人した姿を見せに来てくれた子どもたちに、「おめでとう~」と言いながら、気になるのはやっぱり今の食生活。

小さいころから好き嫌いが多く、きちんとした食事を食べていなかった子のことが心配になり、尋ねてみると、、、、

思った通り、大学生になり一人暮らしを始めたら、不健康な食生活が加速しているとのこと。
とても残念なことです。

小さい頃の食事は、とっても大事。
自分たちの仕事の責任の大きさを改めて感じます。

子どもたちが帰る時に、私に向かって
「お仕事がんばってね~」と声をかけてくれました。

これから社会で活躍していく若者たちの励まされ
「よしっ!私も張り切っておいしい給食献立作ろう!」と・・・。

今日はとてもうれしい日でした。