ユーザーから備蓄品についてご質問いただきました。
今まで非常食を置いていなかったが、監査で「1食分だけでも置くように・・」という指導があり、購入を検討しているということでした。
監査官から、「乾パン」というお話があったそうですが、担当者の先生は、
・乳幼児には硬くて無理?
・入れ替え時に、子どもが食べなくて捨てることになるのでは?
と思ったそうです。
栄養士会発行の、「保育所における災害時対応マニュアル」を見ながらお話しました。
http://www.dietitian.or.jp/data/pdf/h25-1.pdf
この災害時対応マニュアルには非常食の例が記載されており、詳しい栄養価などもわかります。
その中に、「缶パン」があります。
「乾パン」ではなく「缶パン」です。
この「缶パン」は、株式会社パン・アキモトの製品で、1缶450円、とてもやわらかで、乳幼児でもおいしく食べることができます。賞味期限が37カ月の商品と13カ月の商品があり、備蓄後はどちらも1缶に入っているパンを3分の1に切ると、保育園のおやつとして最適な量になります。
http://www.panakimoto.com/index.html
多くの保育園が、このパンを備蓄しているようです。
アレルギー対応の商品もあるので、使いやすいのだと思います。
以前、ブログでご紹介しました、保育園では、アレルギーフリーの子ども用のレトルトカレーを備蓄している保育園もあります。
http://admcom.co.jp/admwp/?p=612
アルファ米もライフラインが使えない時は、湯でなく備蓄しているペットボトルの水で戻したものを食べることになりますが、子どもは大人と違って、「今は仕方がないから食べよう。」ということはなく、食べ慣れないもの、まずいものは食べてくれないそうです。
そんな時に便利なのが、レトルトカレー。これをかければ、子どもたちが食べてくれるそうです。
いざ!という時のために、子どもにきちんと栄養補給ができる食品を備蓄することが大切ですね。