アレルギー対応マニュアル

近年の給食監査では、自園でアレルギー対応マニュアルを作成するように指導されるそうです。

基本となるのは、厚生労働省の「保育所におけるアレルギーガイドライン」なのですが、そこから施設にあった内容に作り変えることが難しいようです。

子どもの食事研究所にご相談いただいた時は、千歳市のHPで公開されている、「認定こども園・保育所等における食物アレルギー対応マニュアル」をおすすめしています。

厚生労働省のガイドラインに基づき作成されたものですが、実際に現場で使用されているマニュアルなので、とても具体的でわかりやすい内容となっています。

食物アレルギーの7つの安全対策

1 調理手順及び作業ルールの厳守、徹底
2 食物アレルギー対応食の色つき食器の導入
3 基本献立の見直し
・卵、乳を含む料理は月に2回程度提供
4 献立ソフトの導入
・児童ごとのアレルギー原因食品が表示されるソフト←わんぱくランチ
5 食物アレルギー対応マニュアルの改訂
6 食物アレルギーに関する研修会、勉強会の開催
7 委託業務体制の見直し

千歳市ではアレルゲン原因食品となる卵・乳の使い方を決めることで、献立を単純化しています。マニュアル内に、その根拠や実際の献立の内容まで記載されいており、厚労省のガイドラインにある「アレルギーを考慮した献立作成」を実現する方法がよくわかります。

また、入園からアレルギー食提供までの事務処理の流れ、様式もすべて公開されているので、とても参考になります。
↓↓↓↓
http://www.city.chitose.hokkaido.jp/index.cfm/95,65543,167,886,html

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