アレルギーフリー給食(卵・乳・小麦不使用)を実施している市川保育園様にお話を伺いました。
*牛乳はおやつの飲み物として提供。
アレルギーフリー給食というと「安全第一」と思いがちですが、保育園では「おいしさ」、「楽しい食体験」がとても大切にされていました。
給食について、園長先生は、「本当においしいですよ。いつも違ったものが出てくるんですよ。」と・・。
主任保育士の先生は「こどもたちも喜んで食べていますよ。」と・・。
管理栄養士さんは「少しでもおいしく!と思って・・。」と・・。
おいしさを追及する方法は、とても家庭的です。
アレルギーフリー献立の開発場所は給食室。
「今日はこう作ってみよう!」と毎日試行錯誤しながら調理するために、同じ料理でも少しずつ変わっていくそうです。
家庭料理では、「これはどうかな?」と思ったら2度と同じものは作りませんよね。それと同じ。おいしいものを作るために、毎日工夫を重ねているということです。
家庭と違う点は、給食は複数人で作るというところ。給食担当者のチームワークが良いからこそ、できることだな~と感じました。
市川保育園では食材につても工夫されていました。
保育園で使用しているは
・小麦粉の代わりに米粉
・パン粉の代わりに米粉パン粉
・マカロニの代わりに米粉マカロニ
・マヨネーズの代わりにノンエッグマ
・コーンミール
米粉の特徴は白っぽい出来上がりになってしまうこと。
それを解消するためにコーンミールを混ぜる!という技を教えてもらいました。
米粉パン粉にコーンミールを混ぜるとこんなにこんがりとした焼き上がりになります。
試食させていただきましたが、本当においしかったです。
和食中心の1汁3菜の給食。
アレルギーフリー給食(卵、乳、小麦不使用)は健康的で子どもたちに食べてほしい!と思える食事でした。