ミスタードーナツが、アレルギー特定原材料不使用のドーナツを販売しています。
ふかふか焼きドーナツ(プレーン)。
アレルギー用の市販食品です。
食べれるものが増えて、保護者が楽になるな!
子どもと一緒にミスドで食べることができたらうれしいだろうな!
と思う反面、「小麦アレルギーを持つ子どもが市販のドーナツを食べるの??」と少し戸惑っています。
同じ名前、同じ形をしている市販品で、「食べることができるもの・できないもの」があるという事は、食品の選択を難しくします。
アレルギーのコントロールで一番重要なのは、「除去」。
10年ほど前に、アレルギー外来で栄養指導していた際は、保護者に除去すべき市販食品を徹底的に覚えてもらっていました。
小麦アレルギーの場合、
・カステラ、ドーナツ
・スパゲティー
・パン
今は、ミスドのように小麦を使っていないドーナツがあるので、表示の読み方を指導しているのだと思います。
近年、除去対応の食品が増えたことにより
・食品工場におけるコンタミネーション(混入)
・園での表示の読み間違いによる事故
昔にはなかったアレルギー事故が起こっています。
保育園においても、市販品をどのように活用していくかが難しいな~。と思いながらドーナツを食べました。
最後に「味」については、米粉特有のもちっとした感じをあえて消して、歯切れよく仕上げている分、舌にザラッとした感じが残ってしまっている。という感じでした。それにより米特有の甘さを感じることができず、少し残念に思いました。