今日は煮干しをそのままミキサーにかけて粉末状にしたものでみそ汁を作ってみました。
食物アレルギー対応の給食献立では、乳製品を摂取できないため、カルシウム不足が懸念されます。給食献立の中で、いくつかの工夫をおこなうことで回避していきますが、今日は煮干しのカルシウム摂取を考えて作ってみました。
一人粉末煮干し2gをだしとして使います。
にぼしの頭や内臓をしっかりとる事が、だしをとる上でも一般的な下処理ですが、今日はその手間を減らせるならと、頭や内臓を取らない状態でミキサーにかけたものを使用しました。
内臓をとっていないだし汁 内臓をとっただし汁
今日のみそ汁は、ひき肉、もやし、にらをごま油で炒めた具が入るもの。内臓をとっていない方のだし汁でも、とってもおいしくて、ごはんが進むお味に仕上がりました。
課題は、
・今日のような具材の入らない、シンプルな野菜だけのみそ汁だった場合はどうか?
・最後に煮干しの粉が茶碗にのこってしまうのは、もっと細かくミキサーにかければ解消できるのか?
・この味を子どもたちはおいしく感じるか?
試作が続きます。