こどもの食事研究所では4月の献立作成をしています。
4月は、園児さんが新しく入ってくる時期、また職員が入れ替わる時期でもあります。献立は、「作る人、食べさせる人、食べる人」にとって負担がないように考える必要があります・
・アレルギー対応をしやすい献立にする。
・食べやすい料理にする
・調理の必要時間、工程か明確な献立の組み合わせにする
・お皿の数、盛り付けの時間に配慮する
アレルギー対応は特に重要です。園児さんが入れ替わることで、除去・代替の種類が変わり、調理室も保育室も慣れない対応に戸惑います。献立作成時点でアレルギー対応を考えておくことで、複雑な除去や代替を減らすことができます。
料理については、食体験がある料理で構成することが効果的ですが、食べやすいように工夫することも必要です。
こどもの食事研究所で試作している料理を紹介します。
わかさぎのかりん揚げ
甘くお子さまの好きなお味にしました。
レバーとじゃが芋の甘辛煮
レバーはやわらかくお子さま向きの食材です。臭みを感じさせない味付けと調理でおいしく食べることができるように工夫しました。
手作りさつま揚げ
魚のぱさぱさ感が苦手なお子さまも食べることができるように野菜との合わせて食べやすい料理にしました。
じゃがいも入りのきんぴらごぼうです。
これは、わんぱくランチの4月献立には使わなかった料理です。お子さまの食べ慣れたじゃがいもを加えることでおいしく頂けるのですが、調理に時間がかかり過ぎました。保育園が落ち着く時期にご提案したいと思います。