ユーザから「月に数回のお弁当の日、量がとても少ない子がいて心配。」という内容のご相談をいただきました。
保育所では、昔から多くの園が展示食(当日の給食の展示)を行っています。
その日の食べたものがわかるだけでなく、
・1回で食べることができる量
・主食、主菜、副菜のバランス
・組み合わせ
など、保護者は、実際に目で見て学ぶことができます。
保護者の感想は
・ごはんの量が家庭でたべるより多い
・野菜の量が多い
・メインのお肉(ハンバーグ・から揚げ)の量が少ない
展示食は、年に数回実施するだけでも、効果的な食育を行うことができます。
今回ご相談いただきましたお弁当の量についても、実際に子供用のお弁当箱に給食を詰めて展示してあげるとわかりやすいかもしれません。
問題がある家庭に対しては、良い循環が生まれるように、継続的に支援していきましょう。
①展示食を媒体として、保護者と目標を共有し、改善点を見つけ出す。
②家庭では、お弁当の量を増やしてもらう。
②保育園では、持参したお弁当をしっかり食べることができるように支援する。
家庭に対しては、一方的な指導ではなく、協力して子どもの健康的な食習慣を作っていきたいものです。