失敗!小倉カステラ

アドムの社員給食では、保育園と同様に3時にはおやつが提供されます。

今日のおやつは小倉カステラ。
レシピを作成者は丸山奈美先生。先生自身が絶賛するレシピのひとつなのですが、今日の出来ばえは今一。写真のようにカステラとは思えない出来上がりになってしまいました。

sippai.jpg

小倉カステラ1人分量

小麦粉8g
ベーキングパウダー0.6g
砂糖1g
卵 6.5g
水 6.5g
ゆであずき缶 20g

いたってシンプルな分量の和風カステラです。以前作った時は、ふんわり甘い「おいしいカステラ」でした。

ふわっとしたカステラを作るポイントは、蛋白質の量が少なく、その質が軟らかい小麦粉を使い、グルテンができ過ぎないように「軽く混ぜる」ことです。

今回の失敗の原因はここ!担当者は、「泡だて器」でしっかり混ぜていました。

小麦粉を加えた後で泡立て器で混ぜたため、小麦粉のグルテンができ過ぎてボトボトの生地になり、ふんわりと膨らまなかったわけです。

小倉カステラとしては失敗なのですが、アドムの会長は、「これ失敗なの-。もちもちでおいしいよー!」と言って喜んで食べていました。次回は、この分量を素に「小倉もちもちパン」にでも挑戦してみようかなー。と思っています。

何回も試作を繰り返すことで、失敗しやすい個所、レシピで正確に伝えるべきことがわかってきます。アドムの社員給食は、「失敗なく安心して作れるレシピ作成」のためには、とても重要な場です。