保育園の定番おやつの一つに大学芋があります。
大学芋のルーツは
・昭和の初期に東京大学の学生が学費捻出のために売った
・東京大学の門の前の店がさつま芋にみつをからめて販売した
定番は、乱切りしたさつまいもを160℃の低い油でゆっくり揚げ、さとうにしょうゆを加えた甘いたれで絡めたもの。今回は、ちょっと変わった大学芋に挑戦しました。
大学芋(オレンジ風味)
さつまいも 50g
油 2.5g
オレンジジュース100% 25g
グラニュー糖 4g
バター 2.5g
1 さつまいもは乱切りにして、160℃の油で揚げる。
2 オレンジジュース、グラニュー糖、バターを火にかけて煮つめ、1をからめる。
スタッフの反応はまちまち・・。
冷たい状態のものをつまみ食いした会長は、「ちょっとゆるせない感じ・・。」とコメント。温度が低ければ、オレンジの酸味や渋みが強くなり、甘味を感じなくなるので、これはおいしくなくて当然です。
若い男性スタッフは、「さっぱりしておいしかった!」と、お子様の舌を持つ女性スタッフは「舌が少しピリピリして苦い感じがする。」とコメント。オレンジシュースを飲んだ時の感じ!だそうです。
オレンジジュースの渋みは、子どもも同じように感じるでしょうから、このレシピは使わないことにします。やっぱり定番料理が一番でしょうか。
ご家庭で一度お試しください。揚げたて熱々を食べると、渋みや酸味を感じず、おいしく食べることができると思います。